私の前にドーーーン!!と大きな壁が今立っています。
その壁を解決するためには、どうしても父親の知恵が必要でした…
私は子供の頃、大のお父さん子。
会社まで遊びに行くこともありました。父の職場で出前を取り
親子二人で初めて食べた『冷やし中華』
今も記憶にしっかり残っています。
誕生日には緊張しながら毎年、少し高額のプレゼントをおねだりして
そのお願いを叶えてくれました。
いつも私が困ったり、悩んだりしたときは何気に助け舟を出してくれました。
わずか13才で私は胃潰瘍にもなりました。
不調を訴えたときも、親身になって私を毎日病院に連れていたのも父親。
幼い頃は母より断然父が頼れる存在でした。
ですが…
父親の家族や親族に対して裏切りとも取れる行動を知ったあとは
私は心のシャッターを下ろし、口を利くこともなくなり。
楽しかった思い出も全部消しました。
父親が好きだった反動もあって、少しだけ荒れました。
(勇気もないので、荒れるといっても家の中だけ)
両親が離婚するときも、悲しいとか寂しいなんて感情はなかったです。
当時は父と母の関係なんてあまり考えたこともなく。
なんとなくですが、変わっているかも…とは感じ取っていました。
父親は帰宅しないもの、帰宅時間は遅いものだと思っていました(笑)
そんな父親とまた話をすることになるとは。
正直、もう一生連絡は取らないと決めていました。
結局は頼る人間もいない、誰にでも話せるような問題ではなく、
かと言って自分だけではどうにもできなかった情けない私なんです。
私には姉がいるのですが、姉は一年に1.2回は父親と連絡を取っていました。
今回、私の大きな壁の件のこと。姉に話したとき、父に話した方が
解決の道が開けてくるからと言われ、姉の援助もあり
昨日、30年ぶりに父と話をしたのでした。
なんかこう…不思議な感覚でした。父親とかでなく、知り合いの人、、、。
今回をきっかけにこの先、少しづつだけど話をしていくことに
なるでしょうね。
もう80才近い父。今も現役、仕事をこなしています。
昔から仕事は大好きだった人。
今も複雑な感情が私の中であります。
私の大きな壁問題のことと、この先もうそんなに長くはないで
あろう父親と話をしたことで気持ちが楽になったのも事実です。